今回は、持ち帰り専門のお弁当を展開している「ほっともっと」について見ていきましょう。

ほっともっとは、九州・山口地方を中心に展開をしていましたが、現在は、日本全国、中国および韓国、オーストラリアにも店舗を展開。
現在の店舗数は約2,500店舗となっており、持ち帰り弁当の業界で最大の店舗数を誇っています。

※2023年10月時点、ほっともっとWEBサイトから抜粋

この市場は、景気に大きく左右されることが少なく、現在も右肩上がりに成長し続けており、安定した収入が見込めるフランチャイズとなっています。

持ち帰り弁当事業

持ち帰り弁当と聞いて思い当たるお店は?と聞くと、多数の人が「ほっともっと」と回答するぐらい、とても認知度が高く、人気のあるお店です。
その回答通り、店舗数や売上ともにトップシェアを誇り、現在では、日本だけでなく海外にも、事業を展開しています。

店舗数が多いから、人気が高いと思われがちではありますが、それだけでは、トップシェアを誇ることは不可能です。
では、なぜこんなに人気のあるお店になっているのでしょうか?

美味しさへの追及

ほっともっとでは、お弁当だからこれくらいでいいだろう。といった妥協は一切ありません。そのこだわりを見てみましょう。

1.お弁当はすべて店舗で手づくりする
2.新鮮な100%国産米を使用
3.新鮮な食材で作る、できたてのお弁当
4.品質を確かめてから仕入れを行う

このようなこだわりがあるからこそ、年間3億食を売り上げる企業となり、トップシェアへ、人気店へと繋がっているようです。

独自のシステムユニットFC制度

ほっともっとでは、同業他社よりも低資金かつ、低リスクでオーナーになれるフランチャイズシステム「ユニットFC制度」を取り入れています。
このシステムは、本社が建物や設備などを全てを用意し、その店舗をお借りしながら運営をしていくという物です。

新規で1から立ち上げることもないので、開業資金をとにかく抑えることが出来ますし、売上実績のある直営店舗をそのまま引き継ぐことが出来ますので、売り上げなどの心配をすることはありません。
また、設備はもちろんのことと、スタッフもそのまま引き継ぐことが出来ますので、スタッフの教育や、新規の雇用などの手間もありません。

飲食業界の未経験者の方でも、このシステムを利用することで、安心してオーナーになれますね。

初期費用やロイヤリティは?

ユニットFC制度は、飲食店のフランチャイズよりも、かなり費用が抑えられます。

加盟金 100万円
研修費 20万円
保証金 100万円
仕入代金など 約70万円
ロイヤリティ 月額8万円(固定)

上記の金額以外には、施設費として、家賃や機器使用料などの支払いが発生します。
ロイヤリティは毎月固定になっているので、売り上げがアップすれば、収益に直接つながります。

引用先:https://www.plenus.co.jp/franchise/hottomotto/system/unit_fc.html

加盟店オーナーの口コミ

ほっともっとのフランチャイズオーナーからの口コミをまとめました。

独立は決意したけど起業ノウハウはまったくのゼロ。そこで低リスクで独立するならフランチャイズだと思い、いろんな業界・企業を研究していました。
そんな時、たまたま目に留まったのが「ほっともっと」の加盟店募集でした。必要資金が290万円というのは魅力的です。

「業界ナンバーワンという安心感ですね。応募前に「ほっともっと」を何軒か回ってみましたが、どの店舗も接客や清掃が素晴らしく、教育システムのレベルの高さも感じました。それに食べた弁当がどれも美味しくてビックリ。その理由が“手作り”にあることを知ってさらに感動しました。

弁当を買いに店舗へ行くたびに、清潔な店内やクルーの応対にいつも感心していました。これは本部機能がしっかりしているんだろうな、と。オーナー説明会で教えてもらった「独立希望者には、既に営業中の店舗を譲ります」という情報も魅力的でした。

飲食店のフランチャイズとほっともっとに関する総括

持ち帰り弁当店と聞くと、ほとんどの方が、ほっともっとの店名を出すほど認知度が高いフランチャイズです。
独自のフランチャイズシステムを利用することで、低資金でオーナーになれるので、多業種からの参入や、初めての方におススメのフランチャイズとなっています。