今回は、不動産売買仲介を専門として展開している「ハウスドゥ」について見ていきましょう。

ハウスドゥは、全国で不動産売買仲介を展開しており、直営店とフランチャイズ店が存在しています。フランチャイズ店オーナーの6割以上が、異業種の参入となっており、不動産未経験者でも開業できるサービスとなっています。

※2021年2月時点、ハウスドゥWEBサイトから抜粋

CMやWeb広告を積極的に行っており、高いブランド力もあることから、安定した集客が見込めるフランチャイズとなっています。

ノウハウの共有

直営店とフランチャイズ店舗があり、2019年6月の時点でフランチャイズ店舗は、全国で600店舗となっており、現在も店舗数は増え続けています。では、直営店とフランチャイズ店舗で何か違いがあるのでしょうか?詳細を確認してみましょう。

直営店とフランチャイズ店舗

直営店で培ったノウハウなどは、全ての店舗で共有されています。それ以外にも、売上計画や店舗マネジメントなども本部からサポートを受けれるので、直営店、フランチャイズ店という違いはありますが、受けれるサービスなどに違いはありません。

Webシステム提供

フランチャイズ店として加盟すると、営業支援ツールが利用できるようです。この支援ツールは、情報提供はもちろんの事、資金の診断、リフォームの見積もり作成。さらには、営業スキル強化支援システムなどが搭載されており、経験者もこのシステムを利用したい。と思う機能が満載となっています。

選べる3つの業種

ハウスドゥのフランチャイズは、3つの業種から選ぶことが出来ます。

ハウスドゥ

不動産売買仲介を中心にしたサービスで、新築やリフォームなど、住まいに関するサービスを行います。
異業種からの参入は、約65%となっており、未経験からでも参入が容易となっています。

家・不動産買取専門店

売仲介と売買を専門とした業種になります。
加盟数は、2021年1月現在で111店舗となっているようです。

レントドゥ

賃貸仲介を中心としたサービスで、ハウスドゥの加盟店がパートナーとなります。
オーナー側に立ち、管理に特化し、オーナーの利益最大化をめざす「プロパティマネジメント(賃貸物件管理)型仲介」という新たな業種です。

引用先:https://fc.housedo.co.jp/brand/

初期費用やロイヤリティはどれくらい?

地域や店舗形態によって異なる為、ホームページに細かな金額の掲載はないため、セミナー等に参加することでしか、費用の詳細を確認することが出来ませんですが、おおよその金額は、

自己資金 300万円以上
ロイヤリティ 月固定で10万円
ぐらいと言われています。

この金額以外にも、システム使用料や、広告、宣伝費などが別途発生します。店舗準備費用なども、オーナー持ちとなるので、黒字化には、少し期間がかかるかもしれませんね。

加盟店オーナーの口コミ

ホームページには、ランチャイズに加盟した先輩の声が掲載されていましたので、いくつかピックアップしてみます。

ハウスドゥの教育カリキュラムに魅力を感じた。きちんとマニュアル化された仕組みがあることは素晴らしいと思いました。

不動産業未経験からの参入で大変なこともありましたが、勉強になることも多く、今も本当に加盟してよかったと思っています。

不動産の経験者として思うことは、やはりハウスドゥのシステムは確立されているということです。特に、ハウスドゥに加盟すると使えるシステム「DONETWORK」は、プロの目から見ても使えるシステムだと思います。

不動産売買仲介のフランチャイズとハウスドゥに関する総括

すでに不動産業務を行っている方がフランチャイズ加盟をしているというイメージが大きいですが、約65%近くのオーナーは、異業種の参入という事でした。サポート体制が万全なのはもちろんの事、きちんとマニュアル化されていることで、未経験者でも安心して開業できる仕組みとなっています。不動産のコンビニという構想を掲げ、拡大し続けているフランチャイズです。