今回は、全国でクリーニングのフランチャイズを展開している「ロイヤルネットワーク」について見ていきましょう。

ロイヤルネットワークは、東日本を中心にクリーニングのサービス「うさちゃんクリーニング」などを提供している会社です。それ以外にも、インターネットからのクリーニングを受注する「マイクローク」や、ロッカーから無人でクリーニングの受け渡しができる「ランドリーロッカー」などを開発しています。

※2024年7月時点、ロイヤルネットワークWEBサイトから抜粋

クリーニングと言えば、ワイシャツやスーツといった衣類をお願いすることが定番でしたが、今では、自宅で洗う事が難しい布団やぬいぐるみといった物を取り扱うお店が増えており、クリーニングも進化しています。

進化するクリーニング

昔は、スーツやワイシャツはクリーニング店にお願いする人が多かったのですが、最近では、洗濯機で洗えるスーツやノーアイロンワイシャツなどの衣類が増えてきたことや、家庭用洗剤の機能が高度化したことで、クリーニングを利用する人が減ってきているようです。

とはいえ、クリーニングも日々進化しており、衣類以外にもクリーニングすることが可能となり、布団や靴などのクリーニングを利用する人は増えて来ています。布団やぬいぐるみ、靴やブーツといった、自宅で洗濯するのが難しく、しっかりお手入れをしてあげないと素材などを痛めてしまい、ダメになってしまうということがあります。
なので、クリーニングのプロにお願いしようという方が増えているようです。

抗ウイルス・抗菌加工

新型コロナウイルス感染症の拡大によって、除菌や抗菌というキーワードが注目されている。

ロイヤルネットワークがブランド展開しているうさちゃんクリーニングや宅配クリーニングなどでは、一般衣料を対象に抗ウイルス・抗菌防臭効果が配合された加工剤を使用しています。

この洗剤を利用することによって、衣類に付着したウイルスを減少させる効果があるということで、とても注目が集まっています。

また、有料の抗ウイルス加工を行うと、繊維上のウイルスを99.9%低減することが出来るそうで、この加工を依頼したくて、ロイヤルネットワークの店舗にクリーニングをお願いする人もいるようです。

ロイヤルネットワークは品質基準適合店

ロイヤルネットワークは、全国ふとんクリーニング協会の品質基準適合店に認定されています。

品質基準適合店の基準

平成7年に設立された「全国ふとんクリーニング協会」が世界初の試みとして「ふとん丸洗い品質管理基準認定制度」を設定しました。
評価の基準は、洗浄方法、および設備の違う各工場において「洗浄」「乾燥」「仕上」を数値で表し評価する方式。デリケートな洗いが求められる基準に対応する能力を有しています。

ロイヤルネットワークは、この「品質管理基準認定工場ゴールドマーク」を取得しているので、ふとんのクリーニングも安心してお願いできそうです。

初期費用やロイヤリティは?

クリーニング店の開業となると、土地や建物などと初期費用がかなり高いというイメージがありますが、実際はどれくらい必要なのでしょうか?

・スタート時の基本的な設備負担がゼロ。
・加盟金ゼロ円。
・敷金、店舗看板等の設備は、ロイヤルネットワークが負担。
・オーナー研修期間中の実質研修時間は、賃金を支給。

ロイヤルネットワークのフランチャイズは既存店を利用する形になるので、設備負担などの初期投資が不要となります。
収入(手数料)は、その店舗での売り上げに応じてアップするような形となっているようです。

引用先:https://www.royal-network.jp/owner.html

加盟店オーナーの口コミ

ロイヤルネットワークのフランチャイズオーナーからの口コミをまとめました。

努力して売上がUPすれば手数料もUP。何よりも地域密着店としてお褒めの言葉を頂けるのがやりがいです。「自分の道は自分できり開く」まず一歩をふみ出さないと何も変わりません。

オープン時から在籍していた新店舗をそのまま引き継いでオーナーへと転身。
責任は増えますが、お客様の温かい励ましと持ち前の明るさで前向きに努めています。幅広い方とお話しできるのも楽しく、長い1日も笑顔で過ごしています。

クリーニングのフランチャイズとロイヤルネットワークに関する総括

コインランドリーや家庭用洗剤の向上などもあり、クリーニング店では更なる進化として衣類以外にも様々なサービスを開始しています。
自宅では素材的に洗えない衣類から布団やブーツ。さらには、剣道の防具などの特殊な商品にも対応できるのが、クリーニングの強みです。

また、抗ウイルス・抗菌加工といった、時代にあった対応をしてくれるので、安定した利用客が見込めそうです。