今回は、全国でフィットネスクラブのフランチャイズを展開している「フィットイージー」について見ていきましょう。
フィットイージーは、中部地方を中心に展開していましたが、24時間365日トレーニングが出来るという点がとても人気で、現在では、全国に80店舗以上へと拡大をしています。
※2021年10月時点、フィットイージーWEBサイトから抜粋
短期間で黒字転換も可能ということで、投資ビジネスとしても注目が集まっているフランチャイズのようです。
現在のフィットネス市場
フィットネスクラブは、健康に意識をする利用者が増えたことで、ここ数年右肩上がりに成長をしていました。しかし、2020年度は、コロナ禍によってフィットネスクラブに苦戦が強いられました。
フィットイージーに関しても、コロナ過で安定した経営が行う事が不安という方も多いですが、感染対策を強化している点や、24時間営業といった他社との差別化をすることで、3年で80店舗に拡大するなど、安定した収入が見込めます。
また、国内のフィットネス会員総数は500万人前後いると言われており、現在は、大型店舗への出店よりも、駅前やショッピングモールなどの省スペース店舗や、サービスの内容など、自身の環境に合わせた店舗を選ぶ方が多く、フィットイージーをあえて選ぶという方もいるようです。
特徴やサポート内容
フィットイージーといえば、24時間365日利用可能という点ですが、それ以外にも、様々な特徴がありますので、確認してみたいと思います。
1.24時間営業年中無休
2.全店舗利用可能
3.最新鋭のマシン特化型ジム
4.徹底したセキュリティー
5.通いやすい選べる低価格設定
6.安心の対話型警備システム
上記の中でも注目したいのが、「徹底したセキュリティー」という項目です。
会員は、入会時に顔認証システムを登録するので、ハンズフリーで入館することが可能です。登録者以外は、入館することが出来ない事や、24時間警備会社により管理するなど、セキュリティーも万全ですので、利用者が少ない夜間でも、安心して利用することが出来ます。
初期費用やロイヤリティは?
出店パターンによって、初期費用が異なるようです。今回は、スタンダード型店舗の場合を見てみましょう。
スタンダード型
加盟金:200万円
保証金:100万円
施設内設備、工事費:約3500万円
スタンダード型店舗の場合は、約100坪~の広さとなっており、初期費用が約4000万円前後となります。
この金額には、物件の敷金やマシンのリース費用などが含まれていないので、かなり多額の費用が必要となって来そうです。
ロイヤリティは、会員数に応じて変動される仕組みになっているようです。
引用先:https://fiteasy.jp/franchise/flow/
開業までの流れ
フィットイージーは、本部のサポート体制がとても整っています。
独自のマーケティングリサーチによる市場調査を行い、出店候補地の選定を行います。その後、スタッフ研修や運営ノウハウ、会員数の獲得に向けた販促支援までサポートしてくれます。
開業後は、本部社員が定期的に店舗を巡回しながらアドバイスをしてくれたり、経営指導や店長会議などを開催しているので、他店の情報などを参考にすることが出来ます。
フィットネスクラブのフランチャイズとフィットイージーに関する総括
フィットイージーは、他のフィットネスクラブよりも会費が安く、24時間利用できるということで、会員数がとても伸びています。
その為、早い段階で投資回収ができるので、投資家からも注目が集まっています。
出店パターンも予算に応じて選ぶことかできるので、法人の新規事業はもちろん、個人でも開業することが出来るフランチャイズになっているようです。