今回は、コンビニエンスストアのフランチャイズを展開している「ファミリーマート」について見ていきましょう。

ファミリーマートは、現在、国内に約16,000店を運営しており、国内だけでなく海外でも展開しています。商品とサービス、店舗網というインフラで、地域に密着したコンビニエンスストアとなっています。

※2024年2月時点、ファミリーマートホームページから抜粋

給与をもらいながら店舗経験を積み、独立開業を目指す制度や、独立支援といった制度が充実しており、若い方でも開業が出来るようになっています。

コンビニ業界の今

毎年、店舗数は右肩上がりに増加し続けていました、2020年に新型コロナウィルスの感染拡大による行動制限などがあり、店舗数や売り上げなどが減少をしたと言われています。
ですが、在宅ワークなどが増加した事によって、住宅街の店舗を利用する方が増えたそうです。これを受けて、商品などの展開も工夫がされるようになり、少しづつ売り上げも上がってきている状況です。

他社との差別化

コンビニは、現在、新たな顧客を獲得しようと、他社との差別化を図っています。
例えば、プライベートブランドの充実化や、独自の電子決済を導入、健康志向の方向けの商品の開発など、色々な戦略が行われています。

豊富な支援制度

ファミリーマートでは、給料をもらいながら独立を目指すインターン社員独立支援制度や、お店のスタッフから始め、独立を目指すストアスタッフ独立支援制度などがあります。

インターン社員独立支援制度は、最短6ヶ月の店舗経験で独立開業が出来る制度で、月々24万円の給与をもらいながら、店舗経験を積む形になります。
ストアスタッフ独立支援制度は、アルバイトや社員での経験を活かして独立開業ができます。
また、スタッフとしての資格がアップすると、独立支援金を最大120万円支給してもらえるので、いつか独立したい。という方におススメの開業方法となっているようです。

初期費用やロイヤリティは?

このフランチャイズでは、複数の契約タイプがあり、自身にあった契約で開業する事が出来ます。

・ファミリーマートが土地・建物を用意するタイプ
・オーナーが土地・建物を用意するタイプ

契約時に必要資金として、150万円が必要となります。
ロイヤリティに関しては、契約のタイプによって変わりますが、営業総利益からのパーセンテージとなっています。

店舗を開業する事になるので、ある程度まとまった資金は必要となりそうです。

加盟店オーナーの口コミ

ファミリーマートのフランチャイズオーナーからの口コミをまとめました。

ファミリーマートは、経営の自由度が高く、裁量を持って自分なりのお店が作れる点に魅力を感じています。

一人&低資金で独立できる「インターン社員独立支援制度」を知り、20歳で入社を決意。ファミリーマートの加盟募集担当は私の熱意を知り、「独立に向けて頑張っていこう」と応援してくれたのが嬉しかったですね。

ファミリーマートは複数店経営にチャレンジしやすく、私も独立して3年で一気に4店舗にまで拡大しました。

コンビニエンスストアのフランチャイズ、ファミリーマートに関する総括

コンビニエンスストアは、食料品の他にも、ATMや収納代行やチケット発行など、私達の生活に欠かす事の出来ない存在となっています。
ファミリーマートでは、様々な加盟支援制度を設けているので、給料をもらいながら独立の準備が出来るなど、
初心者の方はもちろん、若者でもオーナーになれるような仕組みがとても人気のようです。