今回は、全国でレンタカーショップのフランチャイズを展開している「ガッツレンタカー」について見ていきましょう。

必要なときに必要なだけ、気軽に利用することが出来るということで、レンタカー市場は右肩上がりとなっており、更なる成長が期待できるビジネスとなっています。

※2021年7月時点、ガッツレンタカーWEBサイトから抜粋

知名度やWEBでの集客が成功しており、5年半で全国で250店舗を展開するにまで成長。とても勢いのあるフランチャイズの一つとなっています。

レンタカーの市場

車両価格や維持費の高さから若者の車離れが加速しているというニュースが、大きく報道されており、現在では、車を持たず、車を借りる時代へと移り変わりつつあります。

レジャーや引っ越しなど、必要な時に「賢く借りる」というスタイルに変化してきたこともあり、レンタカー業界は、ここ数年で右肩上がりに成長を続けており、市場規模は1兆円を超す勢いとなっています。

レンタカー車両数

全国レンタカー協会の統計によると、2010年度のレンタカー車両数は乗用車で約22万台でしたが、2020年度は約50万台となっており、この10年間で2倍以上伸びています。やはり、車を所有するとなると、様々な経費や車の修理代などの費用がかかることもあり、所有からレンタルするというスタイルへと変わってきているのが、この数字からも分かります。

知名度やプロモーションで安定した運営

ガッツレンタカーの名前の通り、イメージキャラクターとしてガッツ石松氏を起用することで、知名度が抜群です。
また、WEB集客に力を入れており、予約サイトは月に30万アクセス数があるといい、利用客の90%がネットからの利用となっています。

全国会員登録数も10万人を突破しているので、フランチャイズをスタートさせてすぐにでも集客が可能です。

初期費用やロイヤリティは?

車両購入費や、車両の登録費用などが発生するため、初期費用としては、まとまった金額が必要となってくるようです。

加盟金 350万円
システム初期導入費 100万円
車両購入費 600万円
物件の取得費 150万円

上記の金額以外にも、レンタカー事業の申請費や、OPEN時の販促費などが必要となり、初期費用として1500万円以上かかってきます。
また、月々の費用として、人件費以外にも車両のメンテナンス費、ロイヤルティなどが発生するので、運転資金として、500万円前後は用意する必要がありそうです。

引用先:https://guts-japan.com/guts_rental_car/business_model/

加盟店オーナーの口コミ

ガッツレンタカーのフランチャイズオーナーからの口コミをまとめました。

FC加盟を決意した時、すでにガッツレンタカーは100店舗を超えていたので、需要があると安心できた点も大きかったですね。失敗事例や改善例についても本部に聞き、十分検証しました。FC店には豊富な事例とノウハウがあります。それらを参考にした上で店舗を作り上げていけば、成功のスキームに乗せられると感じました。

もともと車関係の事業を展開していることもあり、格安レンタカービジネスとは相性が良く、オープンまでもとてもスムーズでした。レンタカーのニーズは感じていましたが、蓋を開けてみたら想像以上でびっくりしています。

決め手は3点ありました。ガッツレンタカーにも競合は多数存在しますが、不動産事業と比べると芽がある。そして今後、人手不足の加速は明らかなので、人ではなく設備(車)に働いてもらったほうが得策だと思いました。もう1点が他店舗展開ができて、組織を作れる。これらが決め手でした。

レンタカーのフランチャイズとガッツレンタカーに関する総括

ガッツレンタカーは、軽自動車メインに「24時間」「1週間」「1ヶ月」という単位で貸し出すことで、他のレンタカーとの差別化を図っています。
WEB集客に力を入れており、開業後すぐにでも集客が出来るので、安定した収入を得ることが可能となっています。