今回は、全国で珈琲店室を展開している「珈琲所コメダ珈琲店」について見ていきましょう。

珈琲所コメダ珈琲店は、名古屋を中心に全国830店舗以上を展開するフルサービス型喫茶店チェーン店です。店舗数や売上に関しても、日本最大級となっており、くつろげる喫茶店として、とても人気があります。

※2020年12月時点、珈琲所コメダ珈琲店WEBサイトから抜粋

珈琲所コメダ珈琲店の利用客は、年配の方や家族連れやお一人の方までと幅広い客層に支持されていることから、長期間に渡り、安定した収入が見込めるのフランチャイズとなっています。

全国に広がるモーニング文化

モーニングサービスとは、一般的には、朝の時間帯にドリンク代のみで、トーストなどがサービスで付いてくるものを言います。
このモーニングサービスは、喫茶文化がある名古屋を中心とする中京圏ではおなじみの光景であったが、メディアなどに取り上げられたことで、全国に知れ渡り、サービス内容に違いはあるが、モーニングサービスのニーズが広がりつつある。

また、モーニングサービスの元祖として、愛知県一宮市、愛知県豊橋市、岐阜県羽島市などがあり、各地で、モーニングサービスを利用しての町おこしなどもされている。

最新のモーニング事情

大体の喫茶店では、ドリンクを注文すると、厚切りトーストにゆで卵、ミニサラダというのが定番ですが、喫茶店数が多い中京圏では、サービス競争が行われており、食べ放題を行うお店や、カレーライスを提供するお店、更に、1日中モーニングサービスを行っているお店など様々な工夫を経て他店との差別化を図っています。

初期費用やロイヤリティはどれくらい?

教室を新規で開校する場合だと、平均投資額約2,000万円(物件による)が必要となって来るようです。ですが、教室オープンの為の物件探索から内装工事、生徒募集の為の販促活動、人材マネジメントはすべて本部が代行するので、オーナー側の負担は少ないようです。

加盟金 300万円
加盟保証金 300万円
研修費 50万円
ロイヤリティ 1,500円(1席当/月額/消費税別)

上記の金額とは別に、建築工事費や内装工事費、賃貸料、食器備品等が必要となってきますので、初期費用は何千万円となります。
その為、初期投資負担を軽減する支援制度が設けられているようです。

引用先:http://www.komeda-holdings.co.jp/fc/schedule/index.html

コメダ珈琲店は安定した人気

珈琲所コメダ珈琲店は、「くつろぐ、いちばんいいところ」をモットーに掲げており、幅広い年代が訪れるお店になっています。
モーニングの時間以外では、ドリンクを注文すると豆菓子が付いており、この豆菓子を食べにお店に行くという人もおり、お持ち帰り商品として販売されるほどです。

さらに、珈琲所コメダ珈琲店以外にも、和風喫茶や石窯パン工房など様々なブランドを展開しており、こちらもとても人気のある店舗となっており、売上収益も、右肩上がりに成長をし続けています。

効率化されたオペレーションシステム

人気の高い珈琲店の為、運営が難しいそうだと思われがちですが、効率化されたオペレーションシステムがある為、外食未経験でも運営することが可能です。

効率化の理由

毎日供給される食材
珈琲は工場で抽出
しぼられたメニュー
調理のしやすさ
頻繁なメニュー改定なし
食材ロスほぼなし

食材は本部から毎日供給されるので、在庫も適正に管理できます。また、珈琲所コメダ珈琲店は、同一食材をアレンジして、複数のメニューに利用しているので、食材のロスがほとんどないのが特長になっています。

引用先:http://www.komeda-holdings.co.jp/fc/characteristic/index.html

珈琲店のフランチャイズと珈琲所コメダ珈琲店に関する総括

研修期間が約3か月と、他のフランチャイズと比較すると長期間ではありますが、運営のノウハウを学ぶことが出来ます。
開業後も、店舗訪問などサポート体制も徹底していることから、未経験者でも安心して開業できるフランチャイズとなっています。