今回は、全国で配送サービスを展開している「軽急便」について見ていきましょう。

軽急便は、企業を中心に軽貨物を配送するサービスになります。企業便がほとんどなので、早朝や夜が遅いということもく、荷物も軽い物がほとんどなので、主婦の方や、高齢の方でも働けるフランチャイズとなっています。

※2021年3月時点、軽急便WEBサイトから抜粋

完全出来高制ですので、頑張った分だけ収入アップが可能ということで、とても人気があるフランチャイズとなっています。

軽貨物運送業とは

軽貨物運送事業の正式名称は「貨物軽自動車運送事業」といい、軽自動車や二輪自動車を使用して運送をすることを言います。
開業に関して特別な条件などは必要なく、運輸局へ必要書類を提出すれば、数日で開業することが可能です。

車1つで開業することが出来きますし、ライフワークに合わせて仕事時間を変えることが可能な事から、とても人気が高い業種となっています。

運送業は大きく分けて3種類

運送業と言っても、大きく分けて3種類に分けられています。

・一般貨物自動車運送事業
・特定貨物自動車運送事業
・軽貨物運送事業

一般貨物自動車運送事業とは、不特定多数の荷物を自動車を使って運送する事業。特定貨物自動車運送事業とは、単一特定の荷物を自動車を使って運送する事業を指しています。
こちらの事業は、役所の許可などが必要となっており、軽貨物運送業に比べて、開業はとても難しいようです。

仕事の流れ

実際の仕事は、どのような感じなのでしょうか?
このフランチャイズに加盟することで、軽急便グループの会員となります。その後、軽急便が受注した仕事を、会員へ委託をし、仕事が開始されます。

流れとしては
1.荷主から仕事の受注を受ける。
2.軽急便の配送センターで、GPSシステムを利用し、会員に依頼メールが配信。
3.依頼メールを確認し、業務可能の場合「承諾メール」を送信。
4.配送業務を開始。
5.配送完了後に、完了報告をメールで送信。

となります。
配車センターが、効率よく業務が出来るように依頼をしてくれるので、ロスなく仕事に取り組むことができるようになっています。

初期費用やロイヤリティは?

車両購入費によって変動はありますが、開業資金として、60~250万円前後の費用が必要となって来るようです。

加盟金 22万円
保険料 14.5万円~
開業用品費 6.2万円
取扱手数料 開業年数などに応じ14%~21%

上記以外に、保険の費用や、売上保証費が発生します。この売上保証費とは、清掃権の購入ということで費用は100万円からとなっています。

引用先:https://fc.builds-aqx.com/requirement/

加盟店オーナーの口コミ

軽急便のフランチャイズオーナーからの口コミをまとめました。

自分でスケジュールが組めるため、プライベートの時間がきちんと確保できるのも軽急便ドライバーの利点です。食品関連の配送や、医薬品のルート配送など、それほど大きな荷物ではなく女性向きの仕事もあるので安心。

配車メールに集荷情報などが送られ、初めてでも安心して活動できるようになったと実感しています。また、GPSを使った配車システムは、効率的な稼働につながり、スタートしたばかりにもかかわらず、安定した収入を得ることができました。

通信販売やインターネットを使ったショッピングが盛んになり、運送サービスの需要はますます高まるという将来性も大きな魅力に感じました。配送に使用する車は軽自動車のため、比較的少ない自己資金で開業できることも、初めて挑戦する場合に大きなメリットになると感じました。

配送サービスのフランチャイズと軽急便に関する総括

現在、インターネットショッピングの普及で宅配便が急増し、配送サービスの需要がとても高まっています。また、勤務時間なども自分で選択が出来ることや、重い荷物などの配達もないこともあり、開業希望のオーナーがとても増えているフランチャイズとなっています。