今回は、全国でストレッチ専門店を展開している「ストレチックス」について見ていきましょう。

ストレチックスは、マッサージや整体など組み合わせたストレッチで、一人ひとりに合わせた施術を行ってくれると、とても人気があります。
さらに、少ない投資金額で開業することも可能となっており、収益性の高い事業モデルと言われています。

※2021年1月時点、ストレチックスWEBサイトから抜粋

住宅街立地や地方都市でも開業可能なため、多店舗展開することが出来るなど、成長性を感じられるフランチャイズとなっています。

リラクゼーションの市場規模

マッサージやボディケア、リフレクソロジーなどの施術を行っているリラクゼーション市場は、2020年には16兆円になるとみられており、拡大傾向で推移しています。2009年ごろから、低価格を売りにしているチェーン店が店舗を多数出店したこともあり、現在では、全国のコンビニ店舗数の約2倍の数にのぼると言われています。

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000047992.html

サービス多様化

マッサージと一言に言っても、ストレッチ、リフレクソロジーなど色々な呼び方があります。呼び方の違いだけであって、全て同じ施術をされていると思われがちですが、実はサービス内容は大きく異なっており、大きく2つに分けることができます。

免許の有無

マッサージの施術には、国家試験に合格し免許を受けた「あん摩マッサージ指圧師」が施術を行う店舗と、国家資格を必要としないマッサージの施術を行っている店舗があります。

「あん摩マッサージ指圧師」が行う施術は、腰痛や肩こりなどの治療を目的としたマッサージを指すことが多いです。尚、国家資格を必要としないマッサージとは、カイロプラクティックやリフレクソロジー、アロマセラピーといった、リラックスなどを目的としたマッサージを指しています。

ストレチックスのサービス内容

ストレチックスは、フィットネスのような運動とマッサージを併せたストレッチとなっており、根本的改善に効果的と言われています。

サービス内容

トレーナーとお客1対1でストレッチを行うパートナーストレッチとグループレッスンのコースがあるようで、パートナーストレッチは、事前予約制のようです。初めての方や、疲れがたまっている方などに人気があるようです。
また、定期的に利用する方には、料金が割引されるなどのサービスもあり、安定した集客へと繋がっていると考えられます。

初期費用やロイヤリティはどれくらい?

ストレチックスは、ベッド数によって加盟金額が違ってきますが、初期投資は約300万円前後になるようです。

加盟金 ベッド数×50万円
加盟保証金 50万円
研修費 30万円
開業準備費 50万円
ロイヤリティ 月額8万円

物件確保や資金借入、人材採用、店舗管理などは、本部が代行をしてくれますので、初心者の方も安心して開業が出来ます。
また、開業前に15日間の研修を行い、ストレッチ施術などを習得することが出来ます

マッサージ店のフランチャイズとストレチックスに関する総括

最近では、福利厚生でマッサージなどのサービスを取り入れる企業も増えてきており、生活に必要なサービスとなりつつあります。
また、利用者は定期的に店舗を利用しますので、安定した運営が見込めます。しかしながら、数多くの店舗が存在するため、独自のサービスなどの他社との差別化を出していくことが必要な業種でもあると思われます。